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新島旧邸にお二人で来て、いま、どんなお気持ちでしょうか?
綾瀬
なんだかとてもすごく嬉しいです。いま、セットでもNHKで新島邸が立ててあるんですけど、本当にちゃんと再現されていて、実際いまこの場にいることがとても嬉しく思います。
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オダギリさんは、出演者発表から約1年がたちますが、もうすぐ放送、いよいよ襄さん登場ということで、いまどんなお気持ちでしょうか?
オダギリ
綾瀬さんは、1年間ずっと撮影してきたんだなという、途中から加わったからこそわかる、綾瀬さんの大変さみたいなものを感じながら、日々撮影をしています。
オダギリ
いや、すごいですね。見てみると、本当にNHKのセットのすごさもわかりますし、本当に二人がここで生活したんだなと思うと、すごく感慨深いものがあります。
綾瀬
会津戦争を経て、苦しみや悲しみ、いろいろな困難を乗り越えて、これから襄さんと出会いますが、出会っていく過程も、残っているエピソードを忠実に描いているので、襄さんと八重さんの夫婦像がひとつの見どころです。平等で対等、男女関係なく歩いていく、力強いユニーク夫婦の姿を楽しんで見ていただけたらと思います。
オダギリ
明治になってからの物語は、これまで大河ドラマで描いてこなかったので、時代が変わっていく様(さま)を新しい感覚で見ていただけると思います。
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初めてのお二人の共演シーンはどんな様子でしたか?
綾瀬
無言でしたね。言葉は交わさなかったと思います(笑)。 オダギリさんには、普通に「よろしくお願いします」、と言いました。
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京都編は衣装も見どころとのことですが、お気に入りはありますか?
綾瀬
京都に来てからは、今まできていた着物がどんどん派手な印象になり、着物に羽織にブーツに帽子という、「鵺(ぬえ)」スタイルのようなファッションが増えていくので、和様折衷な雰囲気がおもしろくて気に入っています。
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八重さんと襄さんの役柄、自分との共通点、また異なる点はありますか?
綾瀬
八重さんのあきらめない精神を引き継いでいるなと感じます。あきらめちゃ駄目だと思うことが増えました。
オダギリ
新島襄さんは、キリスト教ということもありますし、いい魂である、いい人間であると思いますが、僕ははっきり言って真逆です。似ていると思うところがないので、とても新鮮です。
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京都のまちを歩かれたことはありますか?もしおありでしたら,印象を聞かせていただけますか。
綾瀬
もちろん,あります。街並みが本当に大好きです。昔の建物がたくさん残っていたり、細い路地なんかは特に,違う世界に来たみたいで、すごく好きです。